色々あって事務所の引越しも終わり、さぁもう一踏ん張り頑張りましょう〜って所で、長年我社の業務として塩ビシートを切り出してくれていたカッティングプロッターが、電源部の不調で（素人判断です）動かなくなりました。まだ無事に動いていた頃を思い起こしてみれば確かに、電源オンですぐに起動せずに若干時間が経ってから動き出していた記憶があります。
本体はすでに何十年も前に生産を終えており、補修部品もシートをカットする「刃」があるくらいで、メーカーに尋ねる以前の問題（笑）
部品取りに使えそうな中古の本体も某オークションには数台見られますが、送料や部品を取り外した後の処理を考えると現実的ではありません。これを機会に最新型（33万円税込）を購入する手もありますが、昔に比べてシートを切ってドーコーする仕事も減りましたので、出来ることならコストはかけたくない…って事で素人修理に決定（笑）
何はともあれ最初に「MIMAKI MIK-9089」で検索してみたところ、海外のサイトでソレっぽいユーズドパーツが$295.55で販売されている事がわかりました。
しかしながら商品画像も無いし昨今の円安もあって日本円にして4万円＋送料では流石に冒険し難い。なので無い知恵を絞りパソコン系の電源ユニットや安定化電源はどうかと、某アマゾン店内で検索してみたところ、壊れた本体に貼られたシールに書いてある規格に似た物を数点発見。
価格も2000円前後なので最悪電源が燃えてもダメージ小ってことで（本体側の基板が壊れると詰む・笑）適当に選んで注文し、翌々日には無事に届きました。
早速取り替えるべく本体基板から伸びるハーネスの接続部分からケーブルだけを取り外し、新しく買った電源端子に直接ネジ止め。そのままプロッターの裏蓋を開けたまま、基板が燃えだしても対処できるよう細心の注意をはらいつつ「電源オーン！」で…無事に起動し動きだしました。
やったネ！とりあえずこれで後10年は戦えそうです（誰と？・笑）
